◇ 見知らぬ天井
病院での検査。採尿し採血検査へ。採血後、まもなく診療室へ。血糖値が異常に高いので、緊急でインスリンの点滴が必要とのことで、ベットに横たわり点滴を受ける。「見知らぬ天井」を眺めながら、医師から糖尿病と診断を受ける。1型(先天的な原因)、2型(後天的な原因)は詳しく調べてみないとまだ分からないが、糖尿病とのこと。痩せ型・飲酒しない・甘い物・油っぽいものは避けてきた自分が糖尿病?信じられませんでした…。
そうこうするうちに、インスリン注射のレクチャーがスタート。逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ…。実際に自身でお腹に注射。暴走した体躯をロンギヌスの槍で貫かれた気分だ。2週間後に詳細な検査結果と管理栄養士相談があるとのこと。インスリン注射という名のロンギヌスの槍を処方される。これから、自分自身で体の暴走を止めるための戦いが始まったのです。

◇ 死に至る病、そして
検査結果がでるまでは、糖尿について調べる日々。糖尿病の主な症状は…喉の渇き、多飲、多尿、倦怠感、体重減少等の症状が出る。うん、全ての症状あり。特に注意が必要なのは合併症(視力低下、手足の痺れ、腎機能低下による透析導入)を引き起こすところ。血糖値が高い状態が長期間続くことで、視力低下、失明、神経障害、糖尿病性腎症、心筋梗塞、心不全、脳出血、脳梗塞などの病気を起こすことがある…。どうやら、そうとうヤバいらしい。下手したら、心不全に脳梗塞って。僕の体は、サードインパクト前の初号機ってことですね。そういえば、看護師さんに「高血糖が続いていると、一番先に症状がでるのは目」だから、血糖値がある程度下がったら、早めに眼科を受診してと言われた…。落ち着いたら速攻で眼科に行こう。

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